母親になっても正社員で働くメリットとデメリットについて

こんにちは!KIKIです。

現在2歳の娘、そして第二子妊娠中の40代のワーママをしております。結婚、妊娠、出産としてきましたが、働くのを辞めようと思ったことはありません。しかし色々な葛藤はあります。そこで母親になっても働くことについて考えてみたいと思います。

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目次

母親になっても働くことのメリット

キャリアが完全にはストップしないこと

妊娠中つわりで休んだり、産休、育休と数ヶ月~数年の仕事を休むことになりますが、復活すれば、キャリアは続きます。これが一度辞めてしまうと、なかなか同じ立場に戻ることは難しいです。戻るところがあるというのは安心もあります。

自由なお金が増えること(パワーカップルにもなれる)

正社員で働いていれば、産休手当、育児手当、出産一時金がでるだけでなく、復帰をすれば給料をもらえます。それまでのようにばりばり働けなくても、収入があるのは、自分自身も自由になれますし、子どもにもお金をかけてあげられることができます。

夫婦で1,400万以上の収入がある家庭は、「パワーカップル」などと呼ばれています。母親になっても正社員で働いていれば、パワーカップルにもなれます。

また我が家は、第一子の出産時点で、私が39歳、夫が46歳と、高齢夫婦出産でした。子どもが20歳になるころには私が59歳、夫が66歳とすでに収入が激減していることが容易に予想できます。将来子どものお金と老後の心配をしないためには、ここ10年をどうすごすか、どのように準備するかが勝負だと思っています。

そのためには、子どもができたからといって、特に高齢出産の方は、簡単に正社員をやめてはならないと思っています。

育児ではない時間がもてること

子育ては理不尽の連続です。見返りも求めていません。(願うは子どもの健やかな成長のみ)

しかし、次々にやってくるやらなけらばならないこと(オムツ変え、ごはんの準備、着替え、お風呂、寝かしつけ、夜泣き対応など)に対応していかなければなりません。愛おしい我が子でも、ストレスになることがたくさんあります。どんなに難しい案件でも仕事のほうが、楽に思えることもあります。

それでいて、育児はやってあたりまえ。の世界。

子どもは昔から大好きですが、自分が総合的に、子育てに向いているかどうかはかなり疑問です。多分向いていないのでしょう。

特に苦痛なのが、やはり家事ですね。子どもがいると家事が格段に増えます。これをきちんとさばいていくことが私にとってもはとても大変なことでした。

しかし働きに出ていれば、保育園に預けて、お迎えに行くまでは、その家事からは解放されます。そしてだんだん家にいる間は、要領よく家事をすませるようになっていきます。

このバランスが私には重要でした。苦手な家事は極力短い時間でがんばり、夫にも分担してもらう。これが一番性に合ったやり方だったのだと思っています。

いつもぴかぴかのおうち、いつも手の込ん美味しいごはん、が用意されているお家にはしてあげられないけど、家事が苦手で毎日イライラしているお家にはならないでいられるかなぁと思っています。

子どもは親の笑顔が大好き!と信じて。。。

母親になって働くことで辛いこと【デメリット】

いままでみたいに働けない

当たり前ですが、保育園は預ける時間が決まっています。うちの保育園でも、11時間保育でも7時半~18時半です。夫と送り迎えを分担したとしても、独身のころのようにやる気の続く限り残業して乗り切るみたいな働き方はできません。

私の場合、夫に朝の保育園の送りを任せ、夕方のお迎えを私が行っています。そのため、夕方以降に急に打ち合わせを頼まれても、対応できないことが多くなります。なにか問題が発生してもその日のうちに何が何でも終わらせるみたいなやり方はできなくなりました。

その場合ほかの人に任せるか、やり方を変えるかしかありません。やる気があるのにいままでみたいに対応できないという歯がゆさと戦わなければなりません。

でも、現実がこうなんだから、泣き言を言っていても仕方ありません。状況をみて、工夫するしかないのです。でも、この工夫が、自分のスキルアップにつながったりもするので、あきらめず頑張ろうと思います。

キャリアがうまく進まない(マミートラック)

男女平等、産休育休の積極的推奨など、世間も、会社もうたってはいますが、今までの日本の文化で成長してきた企業では、大なり小なりこのマミートラック(キャリアがうまく進まない)という現象は起きてしまいます。

つわり、産休、育休で、少なからずお休みを取ります。そのお休みがあった期間は、働いていません。その間評価されないのは当たりまえかもしれません。でもほとんどの会社は期というものが存在します。よくあるのが、4月~3月までを評価期間にするといったものです。

4月~3月までの1年間もしくは数年間、産休育休で丸々休むということは少ないと思います。例えば、つわりで11月の1か月と休んでしまったとか、産休育休で、12月から翌年の9月まで休んでしまったなどの、期の途中抜けてしまったり、期をまたいで休んでしまったりするでしょう。そんなときにも、マミートラックを起こりやすいです。

期の途中で抜けてしまったときは、その期はフルで働いていれば、昇進できたのに、だめになってしまうかもしれません。

期をまたいで休んだ時は、そのまたいだ2年分昇進がストップしてしてしまうこともあります。

昇進できるかどうかの瀬戸際の人が、妊娠・出産によって簡単に2~5年昇進が止まってしまうこともあります。もちろんその間に周りの人たちは昇進していくでしょう。

1年少ししか休んでいないので、3、4年昇進がとまるということになったりします。

だれが悪いわけではないけど、こういうことはよく起こります。でも世の働くお母さんたちは、きっと子どもがいるから昇進は望まなくてもいいなどと、自分を納得させられるような理由をつけて、ぐっと我慢しているのです。

きっとその他の理由でもマミートラックは起こっているのだと思います。悔しいけどこれが現実です。10年20年たってもいいからこの現実を打破するような日本になっていてほしいです。働く女性が悲しい思いをしないように。

睡眠不足など体が不調

仕事は月~金まで毎日同じ時間にしていますが、それとは関係なく、子どもは夜泣きをしたり、なかなか寝なかったり、癇癪を起してしまったり、時には熱をだしたりしてしまいます。また乳児のころは数時間おきのおっぱいで寝不足になったりします。食事の関係でおっぱいが詰まってしまったりすることもあります。

ましてや二人目妊娠中の今は、しょっちゅう気持ち悪くなったりもしています。

こういうことにめげずに、普段通り働くというのも辛いことのひとつです。

仕事のお付き合いやアフターファイブを楽しむ時間はない

会社にいると、歓送迎会や、キックオフ、打ち上げ、女子会など、アフターファイブ(言い方が古いかな。。。)のお付き合いやお楽しみがあります。これがほとんどいけなくなります。

特に、乳児を保育園に預けている間、もしくは第二子以降の妊娠中などは、ほぼ行けなくなります。お酒も飲めません。

しかし、これも永遠に続くわけではなく、少しずついけるようになります。(夫などの協力は必要ですが)。

辛いときもありますが、少しの辛抱ですね。

将来どうしたいか

会社に縛られず、働くことのメリットを享受したい

ここまで、母親になっても正社員で働くことについて、考えてきましたが、いい点や辛い点など考えても本当は、「会社に縛られず、働くことのメリットを享受したい」と思っています。

それができる何かを探そうと必死に動いていますし、それができたら、会社に縛られない生き方をしたいと思っています。そう思えたのも、自分がマミートラックにはまったり、働くことの喜びを感じたりしたからだと思っています。

一歩ずつ一歩ずつ成長していきたいです!

最後に

昔に比べると、働くお母さんの割合は格段に増えています。とてもいいことだと思っていますが、みんなに倣う必要はないと思っています。私は、専業主婦より働いて子育てするほうが性にあっていますが、そうでなくて、母親や主婦を極められる人もいると思います。(そういう人尊敬するし、そういう風にもなってみたかった)

自分にあうライフスタイルをみんなが追及していけばいいのかなぁと思っています。

今日も頑張って前に進んでいきましょう!

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KIKI

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この記事を書いた人

名前:キキ

■概要
少年(たまに少女)の心を持った40代女性。
4歳と6歳の姉妹の育児中。
数々の転職をしながら現在は、営業部署にてワーママ奮闘中。
家庭も仕事も遊びも全部満喫したい欲張りおばちゃん。
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