抱っこした赤ちゃんが座ると泣いてしまうのは何故か考えてみた【輸送反応とは】

こんにちは!KIKIです。

生後2ヶ月の娘がいますが、抱っこ大好きで、一日のうちほとんどを抱っこしています。

そんな中、立って抱っこしているときは、落ち着いているのに、座るとぐずりだすことがとても多いです。なので、完全に寝入るまで長い時間立って揺れたり、歩き回ったりしないといけません。

その間家事もすすまないし、やりたいこともやれないので、だんだんとストレスになってきています。

そこで今回は「抱っこした赤ちゃんが座ると泣いてしまうのはなぜか」について考えてみようと思います。

目次

抱っこした赤ちゃんが座ると泣いてしまう理由 ⇒ 輸送反応の影響

抱っこした赤ちゃんが座ると泣いてしまう理由は、「輸送反応」の影響のためと言われています。

「輸送反応」とは、哺乳類がもつ性質で、親が子を運ぶとき、おとなしく、丸くなり運びやすくなることをいいます。ネコ科の動物も口で咥えられると赤ちゃんが丸くなっている姿が見られます。

人間も、この性質を持っていて、移動するときには、運ばれる赤ちゃんはおとなしくなります。理化学研究所によると、下記のような研究結果がでています。

「母親が歩いている時は、座っている時に比べて赤ちゃんの泣く量が約10分の1に、自発的な動きが約5分の1に、心拍数が歩き始めて約3秒程度で顕著に低下する」
出典:理化学研究所
すごくないですか!?3秒で心拍数がさがって、リラックス状態になり動きも5分の1に!そりゃー、赤ちゃんが抱っこで静かになるわけだわ。
そして座るとぐずりだすのも、心拍数がまた上がって、動き出してしまうという本能だったんですね。
実験してこうやってはっきりと原因がわかると、座ったときに泣いても仕方ないんだなと思えて、少しストレスが減る感じがします。。。。大変さは変わりませんが。。。

立って抱っこしないと泣くことの影響(輸送反応の影響)について

睡眠不足

昼と夜の区別が未熟でできない低月齢の赤ちゃんや夜泣きの時期赤ちゃんは、夜中大人が寝ている時間でもかまわず、抱っこを必要としてきます。そのたびに起きて抱っこしていて、さらに座れないとなると、それだけで大人の睡眠が足りなくなってしまいます。

何もできない(ストレスの蓄積)

輸送反応の影響により、座ると泣いてしまうというのが続くと、やりたいことがなかなかやれません。洗い物や洗濯物などの家事も、抱っこしたままやるとなると、すごく大変になります。(抱っこ紐があればなんとかやれますが・・・時間がかかります)

自分のやりたいことができないというのは少しずつストレスをためることになってしまいます。

電車で座れない

輸送反応の影響とは知らなくても、立ってないと泣いてしまう、立って揺れていると寝てくれるなど、経験上わかっている親は、電車でも座らないことが多いです。

席を譲っても、「大丈夫です」と断られたことはないでしょうか。その理由はこれだったのです。

すっかり眠ってしまっていると座ることもできるので、聞いていただけると大変助かります(ちゃっかりwww)

対応策

泣いてしまう理由がわかって、大分すっきりですが、抱っこであやす必要があって大変なことには変わりがありません。そこで少しでも育児が楽になるように次のポイントは押さえておきましょう

・助けをお願いする
・少し泣かせても発声練習・トレーニングと思う
家族や近所・友人など少しの時間でも抱っこしてもらえる人がいたら、変わってもらいましょう。そのときは、抱っこしてもらうことがどれだけ助かることなのか感謝を込めて伝えることが大事と思います。
また、助けてくれる手がなくてどうしても用事を済ませる必要があるときは、座ったり、置いたりして、少しの時間泣かせて、用事を済ませましょう。赤ちゃんはある程度の時間泣いていてもへっちゃらです。発声練習・全身運動(トレーニング)だと思って、ちゃちゃっと用事をすませてしまったほうがいと思います。
最後に

毎日毎日続く赤ちゃんのお世話ですが、子どもが大きくなるまでにこんなに抱っこさせてくれるってそんなに長くないんですよね。

しかし、どんどん体重が増えていく赤ちゃんを長時間抱っこし続けるのは大変です。周りを頼りながらなんとかこの時期を少しでも楽しみながら乗り越えていきたいですね。

みなさん一緒にがんばりましょう!

KIKI



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この記事を書いた人

名前:キキ

■概要
少年(たまに少女)の心を持った40代女性。
4歳と6歳の姉妹の育児中。
数々の転職をしながら現在は、営業部署にてワーママ奮闘中。
家庭も仕事も遊びも全部満喫したい欲張りおばちゃん。
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